8月9日~10日の2日間で、毎年恒例、家具作りや内装のデザインなどインテリアを学ぶ専門学校
@ics_collegeofarts
の学生を対象に、林業体験~原木市場見学~製材工場見学~家具工房見学~木造建築見学、という研修を行いました。
木材を生産するまでのサイクル、木材の様々な使い道はもちろん、木材に関わる様々な人達の姿を知ってもらえればと思っています。
まずは1日目、9日(水)林業体験の様子を
(有)高見林業事務所にて開講式
現場に移動し植林体験
高見林業専務の説明で、ヒノキの苗木を植えます。
記念の看板、学生がさらさらと描いてくれました。
さて次は…、下刈り作業の体験です。
苗木がある程度の大きさに成長するまでは、毎年夏には周囲の雑草を刈らないと、苗木が枯れてしまいます。
あくまでも体験なので、安全教育が必要な刈払機ではなく鎌で…
重労働ですね。
雨も強くなってきたタイミングでお昼
毎年恒例、高見林業特製カレーは美味。
豚肉以外の具は、高見林業の畑で採れた野菜です。
さて、午後の部は伐採作業や高性能林業機械デモの見学の予定でしたが…
強まる雨と雷のため危険と判断し、事務所前でグラップルの操作体験と、丸太の輪切りを使って木取りについて考えてもらいました。
グラップルで丸太を移動
スギ丸太の輪切りを使って、学生に木取りをしてもらいました。
皆さん思考錯誤しながら真剣に取り組んでいました。
そして、各班で発表。
難しいですよね。でも、さすがインテリアや建築を学ぶ学生達、それぞれの班でそれぞれのアイデアや思いを感じられる良い木取りをしてくれました。
そして、あっという間に1日目終了の時間です。
あいにくの天気で、伐採作業体験ができなかったのは残念ですが、林業という仕事に触れて理解を深めてもらえたのかな、と思っております。
2日目に続きます。
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